I♥Red Eyes -ドールアイレポート-最終回

ドールアイレポート、長くなりましたがこれにて最後の記事です。今回はドールアイを選ぶポイントの一つ「追視」について語りたいと思います。

「追い目」とも言いますが「追視」とは"ドールの視線があたかも追ってくるように見えるアイ"の事で「追視」するアイは視線が合うので写真が撮りやすいと言う利点があります。
とは言っても実際に目がギョロギョロするわけではなく（したらホラーですね。）黒目（瞳孔）がどう見えるかによって「追視する・しない」と判断が分かれます。

こちらはグラスアイネット様のアイですがわかりやすく「追視」をしている写真です。
ドールは向かって左を見ていますが、なんとなく黒目というか、視線がこっちに来ている気もしませんか？



同じような角度で、こちらは「追視」をしていない例。
上の写真に比べて黒目が向かって左になっているのがわかるでしょうか？



なかなか言葉にはしずらいので説明を図にしてみました。
ようは黒目や瞳自体が奥まった所にあると、目の錯覚でこちらに焦点が合っているように見える、これが「追視」です。
「追視」が重要かはその人の好みにもよりますが、「追視」をするアイは写真が撮りやすいと言う事もあってドールアイを選ぶ要素の一つとされています。

「追視」がしやすいアイはドームが高く、黒目（瞳孔）がより沈んでる「造形村グラスアイ」「ディーラー様製のグラスアイ」やドームが高く作られている「シリコンアイ」などに見られます。
製品によって個体差により「追視する・しない」は分かれるのでどのメーカーなら確実、というのはありません。実物を見て探すのが一番ですが、上の図のポイントを押さえれば比較的「追視」をしやすいアイが手に入ると思います。



ちなみに経験上、ドームの高さ＜黒目（瞳孔）の深さ　の方が「追視」には重要。
この２つのグラスアイであれば右の方が「追視」します。
ちなみに、マシンメイドのHGグラスアイでもこのように黒目が深い物は多少「追視」効果があるので、購入する時は注意してみるのも良いかもしれません。

以上、ドールアイについて語る！ドールアイレポートでした。